カナダに行って私の人生の指針となった出来事が2つあります。
一つは、アフターファイブという習慣です。
仕事がだいたい5時に終わり、そのあとの時間を、ほとんどの人が自分の楽しむ時間(家族との時間や自分の趣味の時間)を持っていて、公園に行ったり、映画館に行ったり、Barに行ったりと本当に毎日人生を楽しんでいるようでした。
もちろん私も、映画館に行ったり、公園で遊んだり、ショッピングを楽しんだりとカナダの自然を満喫したりして、アフターファイブを堪能しました。
当時、某栄養ドリンクのCM「24時間働けますか!」が流れていた日本と比べて、大きなカルチャーショックを受けました。
また、やランチタイムでは、フードコートなどに行くと、ステージで素人の方が演奏会やイベントが開かれていたり、町の通路では、色んな所でパフォーマンスがあり、本当に一度きりしかない人生をみんな楽しんでいました。
この貴重なカナダでの体験が私の人生の生きる指針となり、一度っきりしかない人生を後悔のないよう楽しんで生きようと決めたのです。
自分の辞世の句は
「面白(おもしろ)きことなき世を
面白(おもしろ)く
すみなすものは心なりけり」
(高杉晋作)
(面白いと思えることのない世の中
を面白く、それを決めるのは自分の
心もち次第だ)です。
人生いろいろあると思いますが、どんな時でも面白がれる人でありたいと思います。